健康の悩み

肩こりは運動で解消できる?悪化しないために気を付けることもご紹介

健康の悩み

肩こりは、現代の日本人のほとんどが悩まされていると言われています。
特のデスクワークの方の肩こりはひどく、30代になると徐々に筋肉量が減りさらにひどくなります。

今はまだ20代だから大丈夫!と思っていても、今運動しないと後々後悔することになるかもしれません。

今現在肩こりに悩まされている人はもちろん、デスクワークをしている人は今回の記事をぜひ参考にしてください。

実際にどのような運動が良いのか?また、どのような運動をすれば肩こりが悪化してしまうのかをご紹介します。

肩こり解消&防止は運動が一番効果的

肩こりの原因は筋肉の緊張による物です。
また筋肉には2つの緊張状態があります。
・伸長固定
・短縮固定

字の通り、筋肉が伸びた状態で固まっているのか縮んだ状態で固まっているかの違いです。

パソコンで凝り固まる人は、伸長固定の緊張にあたります。
パソコンを使う時は、肩と手が体の前にきます。

そうするとうなじから肩にかけての筋肉は、伸びたままになり緊張し続けるこになるのです。

しかし肩は伸びたままでも、体の前面は縮んだ状態になるのでこちらは逆に短縮固定になります。

つまりデスクに向かって作業するということは、体にはあまり良くない緊張状態をつくるということになるのです。

肩は動かさないと肩こり解消にはならない

よく肩こり解消のストレッチなどが、動画などで紹介されていますがこれはあまり意味がありません。
というのも縮んでいる筋肉は、ストレッチで伸ばせば解消しますが肩こりの場合は肩はもう伸びています。

これをさらに伸ばすとなれば、さらに肩こりが悪化してもおかしくないというのが理解できるのではないでしょうか?

つまり肩こりには伸ばしてストレッチをするよりも、しっかりと動かすタイプのエクササイズの方が効果を発揮します

肘回しが効果的

特に自宅で行うのにおすすめなのが、肘回しです。
肩こりは肩の部分だけではなく、肩甲骨や首回りの筋肉が緊張している場合も多いです。

肘回しの方法としては、両手を肩に乗せてそのまま肘を回すように回転させます。
少なくとも20回〜30回は行い前に回転、後ろにも回転させましょう。

これは肩や体が疲れるまでしっかしと回さないと効果がありませんので、毎日習慣化させると良いでしょう。

特に仕事中に眠気を感じた時などに行うと、しっかりと回すことで脳に血液が回りすっきりとした状態になるのでおすすめです

自宅でしっかりと運動したい人のための肩こり解消エクササイズ

次は自宅でしっかりと運動して、肩こりを解消させたい方におすすめのエクササイズをご紹介します。

タオル上げエクササイズ

まず長さが十分にあるタオルと、椅子を用意してください。
タオルは握りやすい細いタイプがおすすめです。

やり方は以下の通りです。
1、椅子に浅めに腰掛ける
2、タオルを握り両手を伸ばして頭の上に持ってくる
3、そのまま頭の後ろを通すように、タオルをおろす

タオルをおろす時は、頭が動かないように注意しましょう。
実際にやってみると、伸びていた肩甲骨がグッと縮まる感じがして気持ち良くなるはずです。

10往復を目安に時間があるときに行ってみてください。

壁を使ったエクササイズ

丸まった背中を伸ばして背中のだるさと、肩の凝りを解消します。
やり方は以下の通りです。

1、腕を上げて両手の平を壁につける
2、その状態のまま腕と胸を壁につけて5秒間キープする

キープしている間はお尻は高い位置に保っておくのが。ポイントです。
丸まった体の前面の筋肉は伸び、肩甲骨を近づけながら背中を伸ばすという全てが叶うエクササイズです。

きつい筋トレは肩こりに逆効果

運動させればいいのなら、筋トレをして肩こり解消をさせようと考える人がいますがこれはおすすめできません。

筋トレというものは筋肉を強く収縮、緊張させることで負荷を与えます。
その負荷を繰り返すことで、筋肉をより強くしていくというものです。

しかし肩こりは筋肉がすでに緊張しています。
筋トレをすればさらにこの筋肉に緊張を与えることになるので、良かれと思ってしたことでも残念ながら逆効果になってしまいます。

肩こりがひどい時は筋トレは諦めて、先ほどのエクササイズをしてみましょう。

肩こりはしっかりと肩甲骨を動かす運動が効果的

肩こり解消には肩や肩甲骨をしっかりと動かす運動が、一番効果的です。
筋肉は伸びて緊張していますので、動かしてほぐすのが大切なんですね。

よくある体を伸ばすストレッチは伸びている筋肉をさらに伸ばしてしまうので、肩こり解消にはあまりおすすめできません。
また肩こり中の筋トレも、逆効果なのでやめておきましょう。

今回紹介したエクササイズは自宅やオフィスでも簡単に、しかも無料でできる方法なので、是非気軽に試してみてください。

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