肩こりがなかなか治らないけど、マッサージに行く時間も無いし運動する時間も無いという方が多いのでは無いでしょうか?
マッサージは気持ちが良いし、肩こりが解消したいので行きたいという気持ちはあっても気軽にマッサージ店に行くことはできませんよね。
でもそのマッサージが自分でできたらどうでしょうか?
自宅で簡単にできますし、肩こりも解消できたらこれほど嬉しいことはないですよね。
今回は自宅で簡単に、しかも自分一人でもできるマッサージをご紹介します。
マッサージに行く時間がない人はもちろん、一人暮らしの方も自分でできるのでかなりおすすめです。
自分でできる肩こり解消マッサージ
それでは早速肩こり解消できるマッサージをご紹介します。
肩こりを解消させるにはまずは「ツボ」の位置を知り、そのツボを刺激することが大切です。
今回は4箇所のツボをご紹介しますので、自分でツボを探しながらマッサージしてみてください。
肩井(けんせい)
まず始めに肩井(けんせい)と呼べれるツボを刺激しましょう。
肩井はちょうど肩の盛り上がっている部分になります。
肩が凝ると自然とこの場所を、押さえる人も多いのではないでしょうか?
両肩にあるので反対の手の中指で、グリグリと押して回しましょう。
この肩井は肩こりの特効のツボとも呼ばれていることから、最も有名な肩こりのツボです。
天柱(てんちゅう)
天柱(てんちゅう)は後頭部の付け根の首の部分にあります。
この天柱は頭痛や目の疲れにも効果的なので、普段デスクワークをしている人におすすめのツボです。
押方は、頭を鷲掴みにして親指で天柱を刺激します。
ちょうど気持ちが良いと感じる場所があるはずなので、ゆっくりと凝りをほぐしていきましょう。
手三里(てさんり)
手三里(てさんり)は肩ではなく、手にあるツボです。
肘から手首に向かって指三本分のところにあるツボで、押すと痛みを生じますので比較的簡単にツボを捉えることができるでしょう。
肩こりがあまりない人は痛みがありませんので、自分が今肩が凝っているか確認するときにも役に立ちます。
押方は肘をまげて反対の親指で押していきましょう。
手三里は他のツボより優しく押さえるのがポイントです。
後渓(こうけい)
後渓(こうけい)は手の平の小指の付け根辺りの出っ張っている骨の部分にあります。
痛みはあまり感じないことから、ツボを探すのは難しいかもしれませんが側面に向かって反対の親指で垂直に押してください。
自宅はもちろんですが会議中などでもあまり気付かれないため、こっそりマッサージをするのにおすすめなポイントです。
自分でする肩こり解消マッサージのポイント
先ほど紹介したツボですが、押方にはポイントがあります。
このポイントをしっかり守ることで、自分でも効果があるマッサージが可能になります。
強く押しすぎない
ツボは押すと痛いですが、強さのポイントは痛いと感じる手前くらいの強さで刺激するのがポイントです。
痛気持ち良いくらいであれば良いですが、あまり強く抑えすぎると後から炎症になり肩こりがひどくなってしまうので気を付けましょう。
押す時間は15秒がベスト
ツボを押す時間は長すぎると、もみ返しがくる恐れがあります。
長くても15秒くらいがベストです。
一回に15秒程度、それを3回繰り返してマッサージするのが効果的と言われています。
ツボを押すタイミングですが、これは決まっていませんので仕事中などに「肩が凝ったな」と感じたときに行うのでOKです。
食後60分はツボ押ししない
先ほどツボを押すタイミングはいつでもOKと申しましたが、食後の60分以内は行わないようにしましょう。
食後は胃が食べ物を消化するために大量の血液を必要とします。
しかしツボ押しをすると患部に血液が集中するので、消化不良を起こす可能性があります。
またアルコールを飲んだ時も、酔いが回りやすくなるので注意が必要です。
そして当たり前ですが、ツボ付近を怪我している場合もツボ押しをするのは諦めて怪我が完治してから行うようにしましょう。
自宅でも自分でマッサージ可能!肩こりを解消しよう
肩こりは誰もが持つ悩みです。
特にデスクワークが多い方の肩こりは深刻で、ひどくなると頭痛や吐き気を訴える人も少なくありません。
マッサージ店に行くの勇気がいったり、時間がないという方も多いとは思いますが今回紹介した方法は自分でも見つけやすいツボばかりです。
初めは本当にこのあたりで良いのか?とツボを探すのが難しいかもしれませんが、次第に自分の気持ちが良いツボがわかってくると思いますのでぜひご自身でマッサージしてみてください。
そして今回紹介したツボ以外にも、肩こりに効果があるツボはたくさんあるのでまた新たなツボのマッサージに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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