辛い肩こりはデスクワークや近年の在宅での勤務で、悪化してきているという人も多いのではないでしょうか?
実際に病院に行って薬を処方してもらうのが一番ですが、まずは薬局で気軽に市販のものを試したいですよね。
塗り薬はもちろんですが、近年では薬局の飲み薬も注目されています。
今回は辛い肩こりと戦うあなたのために、効果がある薬と選び方についてご紹介します。
辛い肩こりに効く薬の選び方
まずはどのような薬が良いのか、選び方を学んできましょう。
市販の薬は気軽に手に入る分、種類も多いので買ってから後悔しないように事前にどんな成分が入っているのか学んでおく必要があります。
飲み薬の選び方
肩こりに飲み薬で対応しようとしている方は、血行促進効果のある薬を選ぶと良いでしょう。
さらに肩こりは筋肉の緊張からくるものなので、筋肉の緊張を緩めてくれる成分も有効です。
飲み薬ではなく、少しクセがありますが漢方を利用するのも良いかもしれません。
成分的にはフェルビナクやインドメタシンといった、消炎鎮痛成分が入った薬がおすすめです。
漢方であれば葛根湯や療方調律などがおすすめです。
肩こりかが悪化すれば一緒に頭痛を伴う方も多いですが、頭痛がある場合には鎮痛剤を飲むと良いでしょう。
塗り薬の選び方
塗り薬は飲まない分、直接患部の方に当てることができるので冷たさや暖かさを感じ実際に塗った後は気持ちが良いがメリットです。
夏であれば冷湿布、冬であれば温湿布と季節によって変えるのもおすすめです。
成分としてはイブプロフェンやビタミンEが配合されているものを選びましょう。
症状から選ぶ選び方
飲み薬でも塗り薬でも特にこだわりがない方は、現在持っている症状から薬を選ぶのもおすすめです。
例えば幹部が打撲などのように炎症を持っている場合は冷湿布が良いですが、慢性的な肩こりであれば幹部を温める温湿布を選ぶと良いでしょう。
他にも粘着剤でかぶれる人や、湿布を貼りにくい方はゲルやローションタイプを選ぶのもありです。
しかしどうしても塗り薬は「臭い」が気になってしまいますので、女性であれば飲み薬を選ぶと良いでしょう。
肩こりに効く薬の成分をご紹介
続いて成分について少しだけご紹介します。
フェルビナク
鎮静効果は強い方の薬なので症状がひどい方におすすめです。
副作用もなく安心して使えますので、薬局の薬に使われることが多いです。
インドメタシン
鎮静効果はフェルビナクよりは弱いですが、炎症や痛みを緩和してくれます。
金額的にも比較的に安く手に入るので、初めての薬に良いかもしれません。
ロキソプロフェン
有名な飲み薬「ロキソニン」の主成分です。
飲み薬はもちろんですが、湿布でもその効果を発揮します。
薬剤師がいる薬局でしか手に入りませんが、病院に行かなくても良いので気軽に飲むことができます。
イブプロフェン
代表的な鎮痛剤で解熱剤や、ニキビの外用の薬にも配合されています。
効果が出るまで時間がかかるというデメリットと、鎮静効果がさほど高くないですが金額的には安く手に入るでしょう。
肩こりに効果が高いおすすめの薬
次に実際に薬局で手に入るおすすめの薬をご紹介します。
フェイタスZ
CMでも有名なことから、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
フェイタスZは市販薬の中でも鎮静成分がかなり多く配合されているので、肩が痛くて辛い人にとってはかなり心強い味方になってくれるでしょう。
ロキソニンS
ロキソニンは頭痛を持っている人におすすめで、肩こりの痛みも同時に解消してくれます。
素早い効き目と、病院で処方してもらえるロキソニンと違い胃にも優しい飲み薬なので辛いときに飲むと良いでしょう。
ちなみに眠くならないのもおすすめポイントです。
ゼノールエクサムXS
肌に実際に塗るタイプの薬です。
比較的に安い値段で手に入り、塗り薬なのに手にがベタつかないのがメリットでしっかりと患部に塗り込むことができます。
首から肩、肩甲骨にまで広範囲に塗ることが可能です。
タイノレール
こちらも胃に負担がかからない飲み薬です。
胃に非常に優しい成分のアセトアミノフェンを配合しているので、空腹時にも飲むことができます。
ちなみにインフルエンザの時も服用可能なので、常時持っておくと良いでしょう。
市販薬でも肩こりに効く薬はたくさんある
市販でも肩こりに効果的な薬はたくさんあります。
種類がたくさんありすぎて、どれを選べばいいか分からなくなることもあると思いますが、薬を選ぶときはしっかりと成分を確認してから購入しましょう。
そして薬はあくまで対症療法であり、肩こりの原因を解決するものではありません。
大事なのはこれから肩こりを悪化させないようにすることなので、原因をしっかり突き止めて少しずつ改善していくことが大切です。
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